カラオケで大きな声が出ない。
腹から声出したい。
姿勢を良くすれば変わる?
とお悩みのあなたへ「カラオケで姿勢を良くすることのメリット3つ」というテーマで解説していきます。
この記事を読めば、次のカラオケから姿勢を良くしたくなります。
なぜなら、姿勢を良くすると大きな声が出せるようになるなど、確かなメリットが存在するからです。
ボイトレ教室で初めに習うのは「歌う時の姿勢」です。
基礎的なトレーニングで効果が分かりづらい姿勢。私もボイトレに通っていた頃はそこまで重要視していませんでした。
ところが肩こり解消のために姿勢を良くする習慣を続けていたところ、これからご紹介するメリットを実感するようになりました。
カラオケ歴13年の私の体験談です。
ぜひ最後までご覧ください。
カラオケで姿勢を良くすることのメリット3つ

その3つのメリットがこちら。
- 大きな声が出る
- 歌が安定する
- 肩こりが良くなる
「あれ、三つ目は歌と関係ないのでは?」と思われる方もいるかもしれません。
関係しています。
歌は体という土台あってこそのもの。肩こりが酷い状態は、首周りがガチガチになっているので、歌にも悪影響があるのです。
仕事柄、肩こりに悩む私から、姿勢を良くすることで感じられるメリットをお伝えしていきます。
では1つずつ詳しく見ていきましょう。
大きな声が出る
一つ目のメリットは「大きな声がでる」です。
猫背で歌うのと、胸を張って歌うのでは、声の大きさが変わります。
あなたはカラオケで歌う時に背中は曲がっていますか?もし曲がっているなら、背筋を伸ばしてみてください。
大きな声が出るようになりますよ。それは座っていても、立っていても同じす。
以前、会社の後輩にこれをやってみてもらった所、グッと声量が増して本人も「すげぇ」と喜んでいました。
姿勢を良くして歌うだけで、声の大きさだけでなく、明るいトーンになります。
声量アップについてはもっと知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

歌が安定する
二つ目のメリットは「歌が安定する」です。
大きな声が出ても途中でスタミナが切れてしまっては困りますよね。
姿勢を良くすると、歌が安定して最後まで歌えるようになります。
なぜなら、姿勢を良くすることで呼吸が安定するからです。歌っていて苦しくなるのは呼吸が乱れているから。
私はキーが高い曲を歌う時は、苦しくなることが分かっているので姿勢を正します。
ポイントは最初の姿勢を崩さないようにどっしりと構えること。曲の盛り上がりとリンクして体を動かしたくなる気持ちは分かります。
でも、もし歌が安定しなくて困っているのであれば、なるべく体を動かさずに良い姿勢をキープするよう心掛けてみてください。
良い姿勢と言っても、背筋を伸ばすだけです。
カラオケで一曲もたないとお悩みの方は、この記事をご覧ください。

肩こりが良くなる
三つ目のメリットは「肩こりが良くなる」です。
私がこの記事を書くきっかけになったメリットです。
仕事柄、肩こりに悩む私はストレッチに加えて、姿勢を良くすることを習慣にしています。
あくまで個人の感想ですが「背筋を伸ばして良い姿勢にする」ということを続けるようになってから、肩こりが良くなりました。
そして、この肩こりが良くなると今までガチガチだった首周りが柔軟になり、歌うことに良い影響を与えました。
普段から肩こりにお悩みの「肩こりさん」は、この姿勢を良くすることのメリットを感じやすいです。
良い姿勢で歌って、声量アップなどのメリットがあり、肩こりも良くなる。
そんな好循環になりますので、ぜひお試しください。
ボイトレとストレッチについて興味がある方は、こちらの記事をご覧ください。

姿勢を良くする練習方法

姿勢を良くする練習方法「背筋を伸ばす」だけです。
「1つだけでいいの?」と思われるかもしれませんが、今までの姿勢を変えるというのはとてもパワーを必要とすること。
足は肩幅に開いて、かかとは数ミリ上げる感覚を持ち、ややお尻に力を入れて、胸を少し張るようにして、それでいて肩はリラックスして…
そんな欲張りプランは長続きしません。私がそうでしたから。
「背筋を伸ばす」という練習方法のポイントを、シーン別に解説します。
普段の生活で
簡単です。姿勢の事を思い出したら背筋を「ピーン」と伸ばしてください。
例えば
- 通学・通勤中
- 授業中
- 仕事中
- 食事の間
- 休憩中
最初の内は背筋を伸ばすだけで疲れてしまうかもしれません。普段、猫背の人は特にそうだと思います。
でも、1週間続けられれば、その辛さはなくなりますので継続してみてください。
もし辛いだけでなく痛みを感じるようであれば、確実に無理をしていますので、すぐに中断してくださいね。
カラオケルームで
カラオケルームでも行うのは背筋を「ピーン」と伸ばすことです。
ただ、歌っていると「気づくと元に戻っている」という方も多いはず。私も初めはそうだったので分かります。
そんな人におすすめなのは、壁に沿って立って歌う事。これはボイトレ教室でも行われるトレーニングです。
この方法を使えば強制的に背筋が伸びます。
ただし、この方法はめちゃくちゃ歌いづらくなります。姿勢を良くする練習のせいで、せっかくのカラオケが楽しくなくなっては元も子もありません。
なので、どうしても背筋を伸ばす感覚が分からないという方だけお試しいただければと思います。
良い姿勢を普段の状態へ

ボイトレあるあるで何か新しいことを始めると「歌が下手になる」ということがあります。
この記事でご紹介している姿勢を良くするという取り組みも、初めのうちはかえって歌いづらくなることがあります。
私も「歌いづらくなる」という理由で、歌う時の姿勢について重要視していませんでした。せっかくボイトレ教室で教えてもらっていたのにもったいないですね。
最初はやらない方がマシと感じてしまう歌う時の姿勢ですが、一度、良い姿勢が普段の状態になってしまえば、常に声量があり安定した歌い方ができるようになります。
もし、あなたが今カラオケでどうしようもできない壁にぶち当たっているのであれば、こういった基礎の部分に目を向けてみてください。
解決のきっかけになるはずです。
まとめ

今日は「カラオケで姿勢を良くすることのメリット3つ」というテーマで解説してきました。いかがでしたでしょうか。
ご紹介した3つのメリットは
- 一曲目から声が出る
- 歌が安定する
- 肩こりが良くなる
です。
初めのうちは、良い姿勢を維持することで逆に歌いづらく感じるかもしれません。
ただ違和感があるのは最初だけ。習慣化されればそれが普段の状態になり、いつでも腹から声を出せる状態になりますよ。
肩こりも良くなって、歌も良くなる。
この記事をあなたのカラオケライフにお役立ていただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。