ボイトレに通われていて、先生の前ではちゃんとストレッチをするけれど、プライベートでは全然やらないという方いませんか?
「ギクリ…」としたあなた、大丈夫です。私も同じでしたから。
先生は言いますよね「ウォーミングアップのためにストレッチをしてから歌いましょう」って。
お教室によっては、明確にストレッチの時間が設けられていて、必ずやるきまりになっている所もあります。
そんな訳で、ボイトレ教室では先生が見てるから、とりあえずストレッチしているという人が続出。
私も一時期は自主ボイトレの前にストレッチをしていましたが、効果を感じられず、気付いた頃にはやらなくなっていました。
効果を感じられないのであれば、時間がもったいないと感じてしまいますよね。
私が効果を実感できたストレッチのやり方をご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
ボイトレ前にストレッチするといいよという話

忙しい中時間を作ってボイトレをするわけですから、声が良くなるといった実感がなければ、ストレッチをする時間がもったいないと思ってしまいますよね。
私も以前はそう思っていました。
ボイトレ前にストレッチをすると良いと思うようになったきっかけは交通事故のリハビリです。
バイクで転倒してしまい、むち打ちの状態となりリハビリを行うことになりました。
通院でのリハビリに加えて、お医者様から家でもストレッチをするように言われていたのです。
早く治したいという気持ちから毎日欠かさずストレッチをしていたのですが、普通に動けるようになってカラオケに行って歌った時に気付きがありました。
声が出しやすい!
そして柔らかい声質になってる!
けがの治療のため、ボイトレはお休みしていたので、声出なくなってるだろうなぁと思っていたのに、まさかの結果です。
思い当たるのは、毎日やっていた「ストレッチ」です。
そんな訳で、今までストレッチの効果に疑問を持っていた私ですが、歌声に効果があることが分かって、ボイトレの前には必ずストレッチをするようになりました。
忙しい中、時間を作って練習するからには、最高の状態で歌いたいからです。
ボイトレ前に動画と一緒にストレッチする

ここまで読んでくださったあなたにオススメしたいのが、 YouTubeを見ながら一緒にストレッチをするという方法です。
リハビリ中、そして今も私が行っている方法です。
なぜYouTubeのストレッチ動画なのかと言うと
- 体の動かし方がわかりやすい
- 時間をカウントしてくれる
- 無料
そして数あるストレッチ動画の中でも一押しなのが次の動画です。
毎日お世話になっています。
この動画は体が超硬い人向けの動画で、日頃ストレッチをやらないという方も無理なくできます。
また、動画の長さも10分程度なので、ウォーミングアップに最適です。
なぜストレッチをすると良いのか

ボイストレーナーのDAISAKU先生の著書「ボーカリストのための高い声の出し方」では、高音を出す仕組みとして首周りの筋肉の重要性を説いています。
筋肉をしなやかに動かせる状態にする。
例えば、
- 胸鎖乳突筋
- 僧帽筋
- 輪状甲状筋
について解説されています。
高い声に限りませんが、歌うというのは声帯のコントロールです。
そのため声帯の周りの筋肉が凝り固まった状態では本来の能力が発揮できません。またそういった状態ではボイトレの効果も薄くなるというのは理解できますね。
ストレッチの効果を実感できないと思うあなたは、ぜひ一度ピンポイントに前に首周りのストレッチをお試しください。
動画を見られないという方は本を活用!

家には wi-fi があるからいいけれど、外では節約のため動画を見たくないというあなたに朗報です。
先にご紹介した超硬い人向けの動画を発信しているオガトレさんは、書籍を出されています。そのため、ネット環境が使えない場所でもストレッチをできます。
オガトレさんは
・理学療法士
・チャンネル登録者数62万人(2020年10月31日現在)
・体が硬い人向けのストレッチなど動画発信
と今人気を集めているYouTuberです。
電子書籍版もありますので、家でダウンロードしておけば外出先でも読めますね!
まとめ

今日は「ボイトレ前にストレッチするといいよという話」というテーマでお送りしてきました。いかがでしたでしょうか。
YouTubeの動画に合わせて一緒にストレッチをする方法をおすすめしました。
ご紹介した動画は体が硬い人向けの動画ですので、ストレッチに慣れていない方でも無理なくできます。
「一人で何となくやる」だとなかなかストレッチの効果は表れません。時間の無駄と切り捨ててしまうのはあまりにもったいないので、一度お試しいただけますと幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。