高い声で歌えるのはかっこいい!
自分も出せるようになりたい。
でもお金が掛かるし、習い事は苦手だから
ボイトレには通いたくない。
高い声を独学で手に入れる方法を教えて。
と、お困りの方へ「独学で高い声を手に入れるために必要な3つのステップ」を解説します。
この記事を読めば、ボイトレに通うことなく「独学」で高い声が手に入れられます。
なぜならカラオケ歴13年の私は、独学の期間と先生に教わっていた期間の両方を経験しているので、ボイトレに通うことは必須ではないと知っているからです。
あなたの独学に役立つことを保証しますので、ぜひ最後までご覧ください。
高い声を独学で手に入れるための3ステップ

独学で高い声を手に入れるために必要な3つのステップがこちら。
- ボイトレの教則本を買う
- 高い声を出せる人を探す
- 人前で歌う
独学といってもYouTubeのボイトレ動画を見るなど、ひたすら一人で練習するわけではありません。
というのも、一人で練習していくには自分で自分をコーチングする必要があるからです。コーチングとは現状を正しく把握し、何を目指しどのように実現していくか支えていくことです。
それを一人でやります。
実際の所、ボイトレに通うというのは、ボイストレーナ―にこのコーチングをしてもらうことなのです。(もちろんボイストレーニングの指導もあります。)
では、1つずつ詳しく見ていきましょう。
高い声を独学で手に入れるためのステップ1:ボイトレの教則本を買う

ステップの一つ目は「ボイトレの教則本を買う」です。
ただし、買って満足してはいけません。どんなに素晴らしい教則本でも、練習しなければ意味がありません。
ボイトレの教則本を徹底活用するための、具体的なポイントをお話しします。
読むだけはダメ
ボイトレの教則本は読んでいるだけでも楽しいです。
- 音楽用語の解説
- 声帯など人体の解説
- 歌唱テクニックの解説
読んだだけで歌が上手くなった気がしてしまいます。
それはそれで有意義な時間ですが、高い声を手に入れるという目的があるのですから、実際に声を出して練習しましょう。
オススメなのは練習用のCDが付いている本です。
解説だけの本ですと知識だけが先行してしまう恐れがあるので、独学者は避けるべきです。
私が高い声を手に入れるために読んでいた本については、以下の記事で解説しています。

録音とセットで
ボイトレの教則本の付録CDで練習するときは、録音とセットで行いましょう。
これは自分では「できている!」と錯覚することがあるからです。
人間は自分が出している声を自分で聞くと、骨伝導で耳の内部へ伝わる音があるため、正しく認識できません。録音をすれば、人が聞いている声と同じものが確認できます。
録音した声を聞くときは
- CDと同じ音を出せているか
- 力みすぎていないか
- 変な声になっていないか
の観点でチェックしましょう。
継続して練習
理想は毎日練習することですが、そうはいかないですよね。
私も毎日時間が取れないことに加えて、家の中では思いっきり声を出せないため、理想通りにはできないことを理解しています。
そんなあなたにおすすめなのは、一人カラオケで歌う前に練習することです。
歌う時間が減ってもったいないと思うかもしれませんが、独学者はこれが一番現実的です。またメリットもあります。
- 思いっきり声が出せる
- ウォーミングアップになる
- 練習が習慣化される
付録CDの練習を全部やる必要はありません。長いものだと全部で40分くらい必要なものもありますから。
たいていのボイトレの教則本の付録CDは、ウォーミングアップ、基礎編、応用編とCDトラックが分かれています。
そのため独学で高い声を手に入れたい方は、ウォーミングアップと応用編をやるなど工夫すれば良いのです。
高い声を独学で手に入れるためのステップ2:高い声を出せる人を探す

ステップの二つ目は「高い声を出せる人を探す」です。
先にご紹介したボイトレの教則本を使って独学していくと、それなりに高い声が出せるようになってきます。それと加えて自信もついていきます。
たいていの人はここで満足してしまいます。ただ、この段階では不安定な高い声だったり、コンディションによって出なかったりします。
もっと完成度を高めたいのであれば、高い声を出せる人を探しに行くべきです。
高い声を出せる人を探す理由
高い声を出せるようになったと思っても、それはあなたの閉じた世界での話です。
独学で高い声を手に入れるためには、ボイトレの教則本に加えて「生の体験」をインプットする必要があります。
望ましいのはプロではなく一般の方の歌です。
あの人は「プロだから歌が上手くて当たり前」と逃げの考えが通用しなくなるからです。
おすすめはカラオケバー
おすすめはカラオケバーに行くことです。
昨今の情勢により、夜の街へ繰り出すのは注意が必要ですが、カラオケバーにはプロではないのに歌が上手いという人が大勢います。必ずあなたの成長の糧になります。
そして、バーなので歌わずに聞くだけもOKなので安心。
カラオケバーで歌っている人の曲を聞くと、自分が出している高音と違う・・・など良い意味でのショックを受けます。
- なんであんなに楽に出せるの?
- 透き通るような裏声だなぁ
- パワフルな高音、自分も出してみたい
といった感じに、自分の課題に気付けるのです。
独学の仲間ができる
「カラオケバーに行く」など行動を起こすと、独学の仲間ができます。
というのも、すごくきれいに高い声が出る人にお話しを伺ってみると、ボイトレに行ったことはないという方が実は多いのです。
話し好きの方であれば
- 今までどんな練習をしてきたか
- 普段気を付けていること
- 歌唱テクニック
など生のアドバイスをしてくれる時があります。
ボイトレの教則本とは反対のことを言っていたり、効果がないと思っていたエクササイズが重要だと分かったり、インプットの質が高まります。
高い声を独学で手に入れるためのステップ3:人前で歌う

ステップの三つめは「人前で歌う」です。
人から見られているという緊張感が、成長を加速させます。というのも、一人カラオケだと高い声が出るという人も、見られている場所で歌うと出ないということがあるからです。
それはウォーミングアップが十分でないから、緊張から力んでしまうからなど理由は様々です。
でもそういった上手くいかなかった経験が、成長に繋がります。
カラオケバー
人前で歌うために、友達とカラオケに行くというのもいいですが、先程ご紹介したカラオケバーで歌うというのがオススメです。
見ず知らずの人の前で歌うとものすごく緊張します。私は今でも初めてのお店では緊張で足が震えることがあります。
でもそんな極度の緊張状態でも、練習通りに高い声が出せたら、それは独学で高い声を手に入れたと断言できます。
アニソンカラオケバー
カラオケバーは入りづらいという方には、アニソンカラオケバーがおすすめです。
歌っていい曲がアニメソングに限定されますが、アニメ好きが集まる空間なので、カラオケバーより入りやすい印象です。
ただ、アニソンカラオケバーには注意点があります。
- アニソンカラオケバーといいながら実際はガールズバー
- キャストの女の子目当てで客が集まっている
- 歌う人がほとんどいない
カラオケは置いてあるけれど、ほとんど歌う人がいないというアニソンカラオケバーがあるので、見極めが必要です。
インターネット検索で見極めるポイントとしては、歌える空間であることをアピールしているかです。
キャストの女性がいついつ出勤しましたと更新しているお店は、「歌う」目的を達成できない可能性が大です。
弾き語りバー
最後におすすめするのは弾き語りバーで歌うことです。
私も実際に弾き語りバーへ行くまで知らなかったのですが、楽器を弾けなくても歌えます。バーのマスターや他のお客さんが伴奏を弾いてくれるからです。
伴奏をお願いすることになるので、礼儀とコミュニケーションが必要になりますが、私はそういった感じで何度も歌わせてもらった経験があります。
生演奏はカラオケと違うので、最初の内は歌いづらいです。でも、ごまかしのない自分の声が響きますので、成長できますよ。
あと、大切なこととして、伴奏を弾いてくださった方には必ずお礼を言いましょう。
まとめ

本日は「高い声を独学で手に入れるための3ステップ」というテーマでお送りしてきました。いかがでしたでしょうか。
ご紹介した3ステップは、
- ボイトレの教則本を買う
- 高い声を出せる人を探す
- 人前で歌う
です。
これから独学で高い声を手に入れたいと思っている方、既に独学で練習されている方も、本日の内容を参考にしていただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。