カラオケで高い声が出ない。
自分で練習できるボイトレ本がある。
色々あってどれがいいのか分からない。
と、お困りの方へ「私を支えてくれたボイトレ本3冊」というテーマで解説していきます。
この記事を読めば、高い声を出したい人に役立つボイトレ本が分かります。
なぜならば、高い声を出したいと思って実際に読み込んだ本を紹介するからです。
- 独学で練習している
- ボイトレに通っている
どちらの場合でもあなたのカラオケライフに役立つことを保証します。
数あるボイトレ本の中から、高い声を出すことに特化した本です。
ぜひ最後までご覧ください。
私を支えてくれたボイトレ本3冊

ご紹介する3冊がこちら
- 奇跡のボイストレーニングBOOK
- 実力派ボーカリスト養成術
- ボーカリストのための高い声の出し方
すべて高い声を出すことにフォーカスしたボイトレ本です。
高い声が出ないというのはカラオケでよくある悩みです。
私はこれらの本で練習しました。
どんな風に活用してきたかをお話しします。
では1つずつ詳しく見ていきましょう。
ボイトレ本1冊目:奇跡のボイストレーニングBOOK

1冊目は「奇跡のボイストレーニングBOOK」です。
「裏声ってどう出すの?」というあなたにおすすめしたい一冊。
私が一番初めに買ったボイトレの本でもあります。
やさしい言葉
「これは当然できるよね?」といった初心者が戸惑う説明がなく、最後までやさしい言葉で綴られています。
それはまるで著者の弓場先生とお話をしているよう。
裏声が出せない人向けの説明は必見です。動物の声などを例にとり感覚を掴むためのヒントがちりばめられています。
換声点(かんせいてん)の説明
表声と裏声を自由にコントロールできるようにしましょうと書かれています。
この本が出版されたのはミックスボイスという言葉が広く使われる前です。
「換声点」という表声と裏声が切り替わるところをいかにスムーズに出すかということに多くのページが割かれています。
また、表声と裏声の違いが大きくても、音程があっていれば大丈夫ですよ。という優しいコメントも印象的です。
CDといっしょに裏声を練習
YUBA本としてボイトレ界で有名なこの本。
カラオケで歌う前に「フォー!フォー!」とよく裏声の練習をしていました。
男性は日常生活で裏声を使うシーンが極端に少ないので、意識的に裏声を出すエクササイズはとても効果的です。
私はこの本のおかげで芯のある裏声が出せるようになりました。
ボイトレ本2冊目:ハリウッド・スタイル 実力派ヴォーカリスト養成術

二冊目は「実力派ヴォーカリスト養成術」です。
高い声ってなかなか出るようにならないんです。
練習しても出せる最高音が伸びないと、だんだん心が疲れてきます。世の中、強い人ばかりじゃないですから。
そんなあなたに送りたい一冊です。
高い声が出なくて病みそうな時に
裏声は出るようになったけど、相変わらず好きな曲を原曲キーで歌えなくて、少し病んでしまいそうな時に出会った本です。
イントロダクションの「”歌うこと”を諦めないで!」は必見。
アメリカのトップアーティスへの指導経験がある著者のロジャー先生は、ポジティブな言葉で励ましてくれます。
この辛さを分かってくれる人がいるんだ…と思って、私は泣きながらこの本を読みました。
ビブラートの説明&練習方法
感覚的な説明がされやすいビブラート。
カラオケ採点でカウントされるけど、何となくできてるという方も多いのではないでしょうか。私もこの本を読むまではそうでした。
- 理想的なビブラートの定義
- あごを揺らす必要はない
- 実戦的な練習方法
ビブラートが全くでないという方は、この本を読むことをおすすめします。
CDといっしょに歌いまわしを練習
この本のエクササイズを練習して、歌いまわしを特訓しました。
どこが高い声なのかを事前に分析する。今までそんなことをしたことがなかった私には目から鱗の方法でした。
歌おうとしている曲の最高音を調べるようになったのは、この本がきっかけです。
ボイトレ本3冊目:ボーカリストのための高い声の出し方

三冊目は「ボーカリストのための高い声の出し方」です。
最後に上級者向けのボイトレ本をご紹介します。
ミックスボイスの更に先、ホイッスルボイスを習得したいあなたへおすすめします。
ホイッスルボイスの練習方法
超音域の発声を可能とするホイッスルボイス。
著者のDAISAKU先生も初めのうちはホイッスルボイスが出せなかったそうです。数年の訓練の後、出せるようになったとのこと。
試行錯誤して積み重ねてこられたからこその説得力を感じます。
実際にDAISAKU先生の発声を拝聴したことがあるのですが、E5(hiE)を超える音域を軽々と出されておりました。
図解が豊富、科学的な説明
どのようにしたら高音域の声が出せるようになるかについて、図解と実際の声帯の写真を交えて、科学的に解説されています。
「副鼻腔の種類」のイラストは分かりやすく。鼻腔共鳴って何なんだい!という方にはとても役立ちます。
科学的にもっと高い声を出せる可能性があるということが分かるので、モチベーションが上がります。
更なる高みを目指して練習
E5(hiE)以上の高い声を出すためにCDで練習しています。
この本ではヘッドボイスハイポジションと呼称されています。
今まではボカロソングなどでしか使われることがなかった音域ですが、最近ではJPOP、しかも男性曲でも使われる曲が増えてきました。
ミックスボイスの更なる先を目指すあなたに贈りたい一冊です。
まとめ

今日は「私を支えてくれたボイトレ本3冊【高い声を出したくて】」というテーマでお送りしてきました。いかがでしたでしょうか。
ご紹介した三冊は
- 奇跡のボイストレーニングBOOK
- 実力派ボーカリスト養成術
- ボーカリストのための高い声の出し方
です。
どれも高い声を出すことに特化した本です。
今回ご紹介した他にもたくさんのボイトレ本があります。人によって受け止め方が変わってきますので、この記事の内容を参考にしていただければと思います。
あなたを支えてくれる1冊が見つかることを祈っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。