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ミックスボイスとは;
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ミックスボイスとは【10年間練習した一般男性が語ります】

2020/09/19

高い声

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ミックスボイスとは【10年間練習した一般男性が語ります】

高い声を出す方法を調べてミックスボイスというものを知った。
検索するとたくさん情報が出てくるけれど、みんな言っていることがバラバラ。
どうしてこんなことになっているの?ミックスボイスとは何か教えてください。

と、お困りの方へ向けて情報をシェアしていきます。

この記事を読めば、ミックスボイスの意味とよくある誤解について分かります。
なぜならば、私はミックスボイスという言葉を知ってから10年後、実際に出せるようになったからです。

私のミックスボイスの判定については、ミックスボイスを専門とするボイストレーナの先生に聞いてもらいOKをもらっています。

ミックスボイスとは

ミックスボイスとは

ミックスボイスという名の幻想

結論からお話しします。ミックスボイスとは地声の感覚で裏声の高さまで無理なく発声できている「状態」のことです。高い声を目指して10年間練習してきた私の考えです。

私はミックスボイスという幻想のせいで長いこと苦しんでいたので、今まさに苦しんでいる方の参考になればと思い、ミックスボイスについて語ることとしました。

おかしな話ですが、ミックスボイスという言葉にとらわれて練習しているときは、高い声は出ませんでした。ところが、一旦ミックスボイスという言葉を忘れて、高い声を出す練習に専念したら高い声が出るようになりました。

そして、その高い声というのがミックスボイスと呼ばれる状態だったのです。結局はずっとミックスボイスの練習をしていたのではないか?と思われるかもしれませんが、大切なことなのでもう少し掘り下げてお話しします。

ミックスボイスとう声があると思っていた

私はミックスボイスという声があると思っていました。それは表声ではなく、裏声でもなく、独立した特殊な発声方法だと信じていました。そのため、色々な本を読み、付録CDを使いながら練習をしました。

しかし、見本となる声を目指すわけでもなく、あるはずもない想像上の声を出そうとしていたのですから、そんなもの習得できるわけがありません。

つまり、最初は高い声をだしたいという目的に対して、ミックスボイスを習得するという手段を取っていたはずが、いつの間にかミックスボイスを習得することが目的になっていたわけです。

「いやいや、そんなことないでしょ」と思った方は、次の段落に当てはまる項目がないか確認してみてください。全て過去の私が勘違いしていたことで、今の私が突っ込みを入れています。当てはまる項目があったら要注意です。

ミックスボイスのよくある誤解

ミックスボイスのよくある誤解

誰でもできる

誰でもできます。継続して訓練すれば。

誰でもできるというのは間違っていないです。音楽経験のない一般男性の私でもできるようになりましたので。ただし、10年間かかったということからお分かりのように、継続的な訓練が必要です。

「これを見れば『誰でも簡単に』1日でミックスボイスができるようになります!」的なうたい文句で宣伝しているのは、怪しいと思って良いです。高額な情報商材を買ってしまわないように注意してください。

すぐに習得できる

すぐには無理・・・出せても歌で使えない。

ミックスボイスを出せるのと、歌で使えるのは異なります。残酷な現実ですが、私は10年で「出る」ようになって、さらに2年練習して「歌で使える」ようになりました。

私の場合は独学の期間もありましたので、専門家の指導の下であればもっと早く習得できるかもしれません。ただ、YouTubeの動画で多い「5分でミックスボイスを習得!」的な動画は私には響かないです。

ミックスボイスは疲れない

普通に疲れます。

喉に負担の少ない歌い方をしていたとしても、長時間歌えば普通に疲れます。ただし、カラオケで張り上げるようにして歌っていて1時間が限界だ、という方はミックスボイスを習得することで、長時間歌えるようになると思います。

ミックスボイスで歌がうまくなる

高い声がでるだけでは歌はうまくなりません。

これが一番の誤解です。昔の私は本気でミックスボイスを習得することで歌がうまくなると思っていました。高い声が出せることは確かにすごいことですが、歌がうまい人の一つの要素でしかありません。

歌がうまい人というのは、高い声が出るのは当たり前で、キーやテンポは正確、そこに感情といった表現力がプラスされています。そもそも高い声でなくても歌がうまい方はたくさんいらっしゃいます。

ボイトレに通えばミックスボイスを習得できる

効率は上がるけれど、通うだけでは足りないです。

参考書を買うだけではテストの点数が上がらないのと同じで、ボイトレに通っているだけではミックスボイスを習得することはできません。少なくとも自主練は必須です。

独学はミックスボイスは習得できない

ボイストレーニングスクールに通わなくても習得している人はいます。

そういった方はミックスボイスという言葉を意識していないことが多い印象です。ただ、みなさん共通して尋常ではない量の練習をされています。

次の段落ではミックスボイスについて発信する情報の内容が、みんなバラバラなのか理由をお話ししていきます。

みんなの言っていることが違う理由

みんな言っていることが違う理由

自分の成功事例が正解だと思っているから

私がこの方法でできたから、あなたもこれでできるようになるはず。悪意はなく本当にそう思っているからです。私は色々な練習法を試した経験があるので、これだけをやればいいといった唯一の方法はないと感じています。

人はみんな違うことを考慮してないから

人はそれぞれ、声帯が違い、体の大きさも違います。また、普段話している声の高さも違えば、性別によっても変わってきます。先の内容と重複しますが、人それぞれ必要なアプローチが異なるので、言っていることが違うということが発生します。

いい声の主観が異なるから

高い声と一口で言っても、柔らかい声や、金属的な鋭い声など様々です。ミックスボイスを唱える人の理想の声が、それぞれ違うのでその説明も異なってきます。

まとめ

まとめ

この記事では「ミックスボイスとは」について、その意味とよくある誤解についてお話ししてきました。ここで言うのもアレですが、私はミックスボイスという言葉が嫌いです。

まるで魔法のような方法として、楽に、簡単にといった言葉が巷にあふれているからです。過去の私もその言葉を信じて練習していたわけですが、現実はそんなに甘くありませんでした。

本日お話ししたよくある誤解の中に「え、そうなの?」と思った項目はありましたか?あくまでボイストレーニングの生徒側の意見ですが、この誤解のせいで私はだいぶ遠回りをしてしまいました。

ボイストレーニングは感覚的な表現が支配的なので、なんとか「きっかけ」をつかみたくて検索してこられた方もいらっしゃると思います。

そんな方へ向けて連載の形で「ミックスボイス」について、私が今持つ情報全てをシェアしていきたいと思っています。次の記事では私流の「ミックスボイスのやり方」についてお話しします。

この記事が高い声を目指して頑張っている方のお役に立てれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それでは~